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Projektion von Zukunft
auf ein Klassenzimmer

来の投影 / 教室

教室空間そのものに異化作用を加えたインスタレーション。 何らかの圧力がかけられたように変形した椅子の形をしたオブジェは、 子供の脆さ・壊れやすさを連想させ、それが不快なノイズとなって作品の 底に流れている。ここに再現された子供時代のイメージは、満ち足りた 希望あふれる時代であるはずの過去の回想であると同時に、そこには 未来が暴力的なまでに投影されている。 床に沈み込んでいく、また逆に浮かび上がってくるような印象をあたえ る、机と本の群れは、忘却されていこうとする過去と、現在との関係を象 徴する。過去の記憶は、時に忘却に反抗し、反乱する。

作品カテゴリーインスタレーション

2015

大地の芸術祭・越後妻有トリエンナーレ
於 : 奴奈川キャンパス(旧 奴奈川小学校)
素材 : 鉄板、石膏粘土、アクリル塗料、学校机、 奴奈川小学校に保管されていた本、遮光シート、ラムダプリント

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